USV 2.5、シーロボティクス社の最小USV
USV 2.5は全長2.5メートルの無人サーフェスビークル(USV)で、ミッションの要求に応じてセンシングペイロードを交換できる柔軟性を備え、幅広い計測機器を提供する。USV 2.5はノースカロライナ州立大学の マリーン 科学技術センターに納入された。
水深測量のための完全装備
USV :
- Edgetech 6205 SwathBathymetric and Simultaneous Dual Frequency Side Scan Sonar System、
音速プローブ - SBG Systems、Hemisphere社のデュアルアンテナRTK GPSに接続された、非常に柔軟性の高い慣性航法システムEkinox-E 、
そしてHYPACKソフトウェア。
USV の多様な機能を考慮すると、湖沼、河川、河口域、沿岸の環境において、体験型の教育ツールとして、また基礎および応用研究を実施するためのツールとして活用されることになる。
「USV は、生態系の動態、水質、海岸線の安定性など、さまざまなマリーン と水生プロセスの理解を深めるために重要な海底と水柱のマッピングに使用されます」と、このプロジェクトの主任研究者であるデル・ボーネンスティール氏は述べた。
SBGのEkinox-E 慣性航法システムは、USV 2.5にとって容易な選択でした」とSeaRoboticsの開発マネージャー、ジオフ・ダグラスは述べている。「同程度の解像度を持つ競合製品と比較すると、Ekinox はコンパクトなフォームファクターのため、統合がはるかに簡単です。
小型無人探査機(USV)では、利用可能なペイロード(重量、設置面積、電力、I/O)が最も貴重な資産です。Ekinox-E 、高解像度の水深計測を取得・処理する能力を顧客に提供しながら、システム統合を合理化することができます」とGeof氏は付け加えた。
Ekinox-E
+ 外部GNSSによるナビゲーション
- 0.02° オリエンテーション(RTK)
- 0.05° 外部GNSSによるヘディング
- 1 cm RTK GNSS接続時の位置
- Qinertia PPKソフトウェアによる後処理
- 5cmヒーブ、2.5cmディレイ・ヒーブ
- イーサネット、シリアル、CANインターフェース